【EUFLEX】グラスマスター 71145-4 TSF SH4/5

カーボングラファイト、グラスファイバー、コンポジット、バンブーと様々な素材のフライロッドを使い込んできた杉坂隆久が50年を超えるキャリアを重ねた末にたどり着いた素材がSグラスです。
グラスファイバー特有のしなやかさとグラスの中では高い弾性を持つという一見相反する要素を併せ持つSグラスは、持ち重りしない、キャスティングしやすい、魚が掛かってもバラしにくい、と「釣り」における数多くのアドバンテージを有しています。
杉坂隆久氏が、歳を重ねる毎に、釣りを重ねていく毎に、いたずらに飛距離を求めず、近・中距離の釣りによりフォーカスし、ゆったりとしたリズムで釣りを楽しむスタイルになったこと、またバーブレスフックをメインで使うようになったことで追従性の良い、バラシの少ないロッドを求めるようになった結果といえます。

北海道に居を構える杉坂隆久氏が、そのフィッシングライフの中でメインに使う3モデルをグラスマスターで実現。特にそのブランクカラーにはこだわり、Sグラスマテリアル自体の白さを活かし、発色の良い、しかも落ち着いた雰囲気のあるイエローをチョイス。杉坂隆久氏自身が調色に調色を重ねて作り上げたこだわりのカラーです。
【ユーフレックス・グラスマスター GM71145-4 TSF】
大型のニジマスをドライフライで狙うためのグラスロッド

7’11” #4/5(シングルハンド) 4ピース　フォアグリップ155mm　リールシート85mm　ファイティングバット25mm

例えば渚滑川のマッチザハッチのニジマスの釣りで魚が大きいにも関わらず細いティペットが求められるシチュエーションでも、合わせ切れが少なく、またニジマス特有のダッシュでもラインブレイクが少ないのがこのモデルです。もちろん大型ドライフライの釣り上がりにもお勧めで、しなやかなグラスブランクは近距離、中距離のラインコントロール性が高く、さらにはバックスペースが無いところでもロールキャストがしやすいという高い汎用性を示します。低番手でありながらファイティングバット付きなのは大型魚を数多く釣りあげてきた杉坂隆久氏のこだわりです。お勧めのフライラインはスタンダードなウエイトフォワードラインで、小型のフライなら#4、バルキーな大型ドライフライなら#5をお選びください。